【連載】3Dオーサリングツール「MuSE」 5つの特徴 - 第5回 エフェクトを自在に使いまわせる
2010年05月27日
「トロと休日」を生みだしたゲーム制作会社アイビー・アーツで、人工知能や3DCGといった最先端技術を用いて、ゲームの枠にとらわれない新規事業開発にチャレンジしませんか?
大手企業では経験できない仕事と成長をご用意して、お待ちしています!
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僕はよく、「技術と人間らしさの調和を大事にしたい」なんてことを言ったりしています。
ふと気付けばこのブログのタイトルにもなっています。この際、どういうことか具体的に考えてみることにしました。
僕らが生まれた昭和30年頃は、まだコンピュータなどはなく、みんな自然の中で生きていくのが当然でした。その後機械が発達したりコンピュータができたりして、今はそのころに比べたら非常に便利に、ラクに、合理的に生きていけている社会になっていると思います。
でも、それを突き詰めていくことが人間としての正義なのか?と、時々疑問に思うことがあります。
アイビー・アーツはテクノロジーの最先端のところでもの作りをしているわけですが、
本当にそれで我々人間は良い方向に進んでいるのだろうか?世の中には、本来なくても良いものが溢れすぎていないか?僕らは利便性を生活の中で享受しているが、我々がより人間らしく生きるために本当にそれが必要なのだろうか?
などと、考えてしまう訳です。
たとえば、おさいふケータイ。今お金を持たなくても携帯で買い物できるのは、確かに非常に便利です。でも別に、おさいふケータイがなくても、お財布からお金を出せばよいだけの話。おさいふケータイは人間の本質的なところに影響を与えたりはしないと思います。
いらないもの、余計なもの、見当違いなものを、コンピュータの力に頼って作りすぎていないかなと思います。
じゃあ、必要なもの、本質的なものは何かって言われると、それは非常に難しい問題ですが、たとえばテレビ電話。あらゆるシーンで使える便利なもので、これからも普及していくだろう点ではおさいふケータイと同じ。でも、こちらは人間の本質的なところに影響を与えている気がします。たとえばですが物理的な理由で何年も孫の顔を見られなかったおじいちゃんおばあちゃんが、孫と顔を合わせて話ができるようになる。これは人生に潤いを与える、素晴らしい技術の使い方かと。
テクノロジーというのは、便利だからといってなんでもかんでも飛びつくのではなく、これがあるがために人とのコミュニケーションがとれたり絆が深まって、人間が豊かになる、というものを厳選して進化させていくべきものなんじゃないか、と僕は思います。我々が人間らしく自然体で生きていくのに、いかに便利だとしても、余計なテクノロジーは人をただ横着者にするだけのような気がします。
要は、技術そのものというよりも、見せ方、使い方なのかもしれません。アイビー・アーツの仕事は、「最新の技術をどう使い、どう見せるか」の部分。作ろうとしているものが、人間が人間らしく生きることに本当に役立つか?常にその問いかけを忘れずに、ものづくりに取り組んでいきたいと思っています。
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