【連載】3Dオーサリングツール「MuSE」 5つの特徴 - 第5回 エフェクトを自在に使いまわせる
2010年05月27日
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10年間付き合ってきた中で、中国人には驚かされることがたくさんありました。そんな体験を通して感じた、中国人の性格です。
中国人は、非常に個人主義で、他人を信用しません。
日本人はすれ違っただけでも、他人が困っていれば助けてあげようと思います。少なくとも、誰かが倒れていたら放ってはおきません。ところが中国では、横断歩道を歩いていて誰かがぱたっと倒れても、みんな無視。誰一人手を差し出そうとはしません。
もちろんそれには理由があり、自分の心配のほうが先に立つからです。「大丈夫ですか」と声をかけた瞬間に財布を持って逃げられてしまう危険が、十分にあるのです。普段意識しませんが、中国に行くと日本人は性善説で行動しているのがよくわかりますし、しかもそれが甘っちょろいというのを否が応でも見せつけられます。「身ぐるみはがされるのがいやだったら他人に関わるな」という文化なわけです。
当然、仕事に関しても超ドライで、転職などはごく当り前。今辞めたらみんなが困るんじゃないか、もう少し仕事が落ち着いてから…といった日本人のような気遣いは、まったくしません。
じゃあ中国人は冷たいのか?というと、これがそうでもないのです。
超個人主義な半面、一度友達になってしまうと、非常に友情にあついのが、中国人。私の見るところ、中国人の人間関係には、「かけがえのない人」と「赤の他人」の2種類しかないようです。その中間、すなわち日本人でいう、「顔見知り」とか「知り合い」といった関係が、まったくと言っていいほどないのです。
そして、いったん「かけがえのない人」と認定されると、友情に厚く義理堅く、これ以上はないほど親切な、良い友人になります。(だいたい、家族ぐるみの付き合いになったら、お互いに絶対に裏切らないよという「あかし」。私の場合、中国と関わりだしてから2,3年でそういう友人ができました。)友人としてのあたたかさ、頼もしさは、日本人のほうがよほど冷たいかも・・・と思ってしまうほどです。
その一例として、中国で、中国人の友人と食事をしていたときのこと。隣のボックスで、日本人をバカにする発言がありました。(残念ながら、原則としてほとんどの中国人は日本人が嫌いです。)そのとき、友人が激怒しました。「何人だろうが、俺の友達をけなすとは何事だ!」という感じで相手に対して怒ってくれたのです。これは、生半可な友情でできることではありません。心から大事に思ってくれているんだ、ということを感じた出来事でした。
遊びでもビジネスでも、大半の日本人は、中国人の個人主義な面だけを見聞きして、「冷たい」とか、「やはり日本人とは違う」と思ってしまいがちです。そして、それ以上親交を深めようとはしないまま、最初の印象だけを持ち続けてしまいます。
しかし、その第一印象を超えて更に懐に入り込んでいくと、なぜ個人主義なのかという理由も見えてきますし、義に厚い、日本人よりもあたたかい面も見えてきます。
時間もかかるし難しいことですが、実りある良いビジネスは、そういった深い相互理解と信頼関係を最初に築かないと難しいのではないかなぁ、と思う今日この頃です。
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