株式会社アイビー・アーツ > 【連載】中国についてあれこれ - 第2回 私から見た中国人像

エンジニア募集中!

「トロと休日」を生みだしたゲーム制作会社アイビー・アーツで、人工知能や3DCGといった最先端技術を用いて、ゲームの枠にとらわれない新規事業開発にチャレンジしませんか?

大手企業では経験できない仕事と成長をご用意して、お待ちしています!

  • 次世代テクノロジーエンジニア

詳細はこちら

2009年12月14日 10:23

中国についてあれこれ
第2回 私から見た中国人像 * * * *

by 無頼庵イーノ

Tags: 新横浜で働く社長のIT道楽日記 国際 ビジネス

10年間付き合ってきた中で、中国人には驚かされることがたくさんありました。そんな体験を通して感じた、中国人の性格です。

個人主義で他人を信用しない

中国人は、非常に個人主義で、他人を信用しません。

日本人はすれ違っただけでも、他人が困っていれば助けてあげようと思います。少なくとも、誰かが倒れていたら放ってはおきません。ところが中国では、横断歩道を歩いていて誰かがぱたっと倒れても、みんな無視。誰一人手を差し出そうとはしません。

もちろんそれには理由があり、自分の心配のほうが先に立つからです。「大丈夫ですか」と声をかけた瞬間に財布を持って逃げられてしまう危険が、十分にあるのです。普段意識しませんが、中国に行くと日本人は性善説で行動しているのがよくわかりますし、しかもそれが甘っちょろいというのを否が応でも見せつけられます。「身ぐるみはがされるのがいやだったら他人に関わるな」という文化なわけです。

当然、仕事に関しても超ドライで、転職などはごく当り前。今辞めたらみんなが困るんじゃないか、もう少し仕事が落ち着いてから…といった日本人のような気遣いは、まったくしません。

じゃあ中国人は冷たいのか?というと、これがそうでもないのです。

友情に厚く義理堅く、友人としては最高

超個人主義な半面、一度友達になってしまうと、非常に友情にあついのが、中国人。私の見るところ、中国人の人間関係には、「かけがえのない人」と「赤の他人」の2種類しかないようです。その中間、すなわち日本人でいう、「顔見知り」とか「知り合い」といった関係が、まったくと言っていいほどないのです。

そして、いったん「かけがえのない人」と認定されると、友情に厚く義理堅く、これ以上はないほど親切な、良い友人になります。(だいたい、家族ぐるみの付き合いになったら、お互いに絶対に裏切らないよという「あかし」。私の場合、中国と関わりだしてから2,3年でそういう友人ができました。)友人としてのあたたかさ、頼もしさは、日本人のほうがよほど冷たいかも・・・と思ってしまうほどです。

その一例として、中国で、中国人の友人と食事をしていたときのこと。隣のボックスで、日本人をバカにする発言がありました。(残念ながら、原則としてほとんどの中国人は日本人が嫌いです。)そのとき、友人が激怒しました。「何人だろうが、俺の友達をけなすとは何事だ!」という感じで相手に対して怒ってくれたのです。これは、生半可な友情でできることではありません。心から大事に思ってくれているんだ、ということを感じた出来事でした。

 

遊びでもビジネスでも、大半の日本人は、中国人の個人主義な面だけを見聞きして、「冷たい」とか、「やはり日本人とは違う」と思ってしまいがちです。そして、それ以上親交を深めようとはしないまま、最初の印象だけを持ち続けてしまいます。

しかし、その第一印象を超えて更に懐に入り込んでいくと、なぜ個人主義なのかという理由も見えてきますし、義に厚い、日本人よりもあたたかい面も見えてきます。

時間もかかるし難しいことですが、実りある良いビジネスは、そういった深い相互理解と信頼関係を最初に築かないと難しいのではないかなぁ、と思う今日この頃です。

 

この記事の執筆者

社長(ビッグ★パパ) 無頼庵イーノ 56歳

アイビーアーツという会社をスタッフと初めて早10年。 駆け足でよくここまで来たなと思いつつ、前を見れば、まだまだ道...

この人の会社をみる この人関連のイベントをさがす この人と一緒にはたらく

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

コメント

(メールアドレスは公開されません。メールで返答が欲しい場合などに入力してください)

このエントリへのトラックバックURL

トラックバック

トラックバックはありません

メンバー紹介

たけぽんさん

たけぽん

漫画やテレビや映画などサブカル好きな、一般的な(?)CG職人です。おもにCG屋の目線から、エンタメ関連やゲーム・C...

電脳ジョージさん

電脳ジョージ

コンピュータの世界になが~く生きてきた、変なおじさん

ねこママさん

ねこママ

皆さん、こんにちは! 自宅で2匹猫ちゃんを飼っているので、自分のことをねこママと呼んでいます。 上海カニ大好きな、...